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魏京生氏、成田足止めに親中政治家関与?

070603_210501_1  明日6月4日天安門事件の18周年にあたる日を前に、米国在住の中国民主活動家・魏京生が訪日し、本日の記念集会で講演する予定だったが、入管当局より入国を拒否され、現在もなお、成田空港で足止めされているという。

 入国拒否について、入管担当者は「手続き上は問題ないが、上からの命令で入国させられない」と語っているという。日本語がわからない魏氏には通訳さえつけられておらず、更に糖尿病を患っている彼に対し、その対応食も与えられていないという。

 昨日、招請した担当者には航空会社から「魏さんは今晩の飛行機で帰ります」という連絡が入り、慌てて問い合わせ本人との会話を要求し話したところによると(たった2分間の電話)、魏氏本人は帰国を希望しておらずあくまで日本入国を求めているという。昨晩は成田空港のホテルに宿泊した模様だが、本日、日本メディアがホテルに問い合わせた結果、「既にチェックアウトしました」との返答。招請団体(中国民主陣戦)は魏氏が既に帰国してしまったのかと気をもんだが、3日21時頃までは、まだ成田空港にいるということが確認された。

 一体、どういうことなのだろうか。昨年10月も魏京生氏は来日し、講演などを行ったが、今回はどうして入国が許可されないのか。折りしも、李登輝前総統が来日している時期だけに、政府が中国に「配慮」したのか?

 ある識者によると、魏京生氏のこの度の入国拒否には、ある親中派の大物政治家がからんでいるという。魏氏の入国拒否は、安倍総理と麻生外務大臣の政治姿勢にはそぐわない判断に思われる。親中派政治家の単独行動で、総理も大臣も認識していないことなのか。全く不可解である。

 こんなことでは、中国の民主活動家、親日中国人から日本は不信を買うばかりか、当の中国共産党からはますます馬鹿にされるだけだ。

 が、中国政府からの圧力があったとするならば、李登輝前総統よりも魏京生氏の入国、活動を嫌う事情があるということであり、先日も広西自治区での「暴動」が報じられたように、中国国内事情はかなり深刻な状況にあるということなのではないだろうか。

 (中国事情については、後日改めて記事にする予定)

後日追記:4日昼のニュースで、魏京生氏が成田で足止めされているニュースが報道され、その理由として「ビザがない」ことを理由としていたが、ビザなしのトランジットによる滞在は通常よく行われているもの。今回も、招請団体担当者が東京入管に事前に問題がないか確認に出向き、「問題ない」という返答を得ていた。更に昨晩まで招請団体担当者に対して、入管からビザについての指摘は一切されていなかった。それが一晩経って、一斉に各メディアからこのニュースが報道され、「ビザを持たない魏京生氏側に責任がある」ような内容で伝えられている。全く不自然、不可解である。これまで、魏氏は各国で講演活動を行うなどの目的で入国しているが、欧米諸国ではこのようなことはかつてなかったことだという。

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Tracked on June 04, 2007 10:15 PM

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