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魏京生氏、その後・・・ ②

Mrwei 魏京生氏、米国に引き返し 「無責任」と入国拒否を批判

 ビザがないため東京入国管理局に入国を拒否されていた中国民主化運動のシンボル魏京生氏が8日、成田空港からコンチネンタル航空機で出発地の米国に引き返した。到着した2日から事実上、空港内のホテルで待機を続けていた。

 魏氏は空港内で「日本政府は中国政府寄りなので無責任な対応だった」と批判。「合法的に入国しようとしたのに最後まで謝罪もなかった。近いうちに再来日したい」と話した。

(中略) 魏氏が持病の糖尿病の悪化を訴えたため、法務省は人道上の配慮から6日、都内での診察を許可したが、寄港地上陸は認めなかった。

 魏氏は治療後の7日午後には都内の「特定失踪者問題調査会」の事務所を訪問。代表の荒木和博拓殖大教授と面会し、北朝鮮向け短波ラジオ放送「しおかぜ」で拉致問題解決を呼び掛けたという。(共同)2007年6月8日

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 遅ればせながら、その後が気になっていた魏氏についてですが、8日に帰国した模様です。メディアは上記が中でも詳しく取り上げている方ですが、大紀元はより詳細を伝えています。

 ・・・結果的に入国できたことについて、魏京生氏は、「これは合理的な決定」と評しながら、「全過程が民主国家としての基準から脱している。入国拒否されていたことは、まるで中国当局にコントロールされているようで、政治的な拘束に属するのではないか」と話した。また、現場で対応した職員について、魏京生氏は、「彼らには非がない、政治的な命令に従っているだけだ」と理解の気持ちを示した。

 魏京生氏によると、空港に留まっている期間中には、多くの人からサインを求められ、中には彼の写真を持って、直筆サインを求める空港スタッフもいたという

 魏京生氏は最終的に日本に入国できたことについて、「日本の民衆の民主意識が中国共産党や、日本の親中派政治家の予想を超えている。彼らの背後からの指令は想像以上に民意を得ていない」と述べた。

 また、同氏は、「全過程を通して、日本の政界において、地位が非常に高く、強い勢力を保っている政界関係者が中国共産党に操られているのを感じた。それでも、やはり、日本は自由・民主の国であるため、その最終的な決定は、民主国家の姿勢を保った」と評した。・・・

 「上からの命令」で上陸許可が下りずに成田に足止めされていましたが、「上」とは一体?

 西村幸祐氏のブログで以下のようなことが語られていました。

 さて、上って何? ということになるが、まるで「上」とは北京政府であるかのような入管の口ぶりだ。自民党の一部議員や民主党の某議員が動き、何とか魏京生氏は6月7日に入国できたが、日本は汚点を残したと言える。価値観外交を推進する安倍政権と麻生外務大臣は、支那の工作が政権中枢まで及んでいることに警戒しなければならない。
 朝日新聞やNHKが支那の共産党の広報機関であるばかりか工作機関にまで堕していることは周知の事実になってきたが、政府与党の工作員を排除できないで、価値観外交などできるわけがない。
(中略)
 魏京生氏のインタビュー(西村氏は帰国当日に魏氏にインタビューをしている)の一部をここで聞いていただければ分かるが、魏氏は李登輝氏が6月7日の講演で述べたこととほとんど同じことを語ってくれた。つまり、日本がアジアでイニシャチブを取らなければ、東アジアは支那の覇権主義の暴力に席捲されてしまい、平和は保たれないということだ。朝日新聞の社説と人民日報の社説はほとんど同じだと私が言うと、魏京生氏は大声で笑ってくれたが、空恐ろしいものを感じてくれたようだ。

 李登輝氏は5月30日に来日し、魏京生氏とスケジュールが重なっていた。つまり、台北で以前友好を確認した両氏が東京で再開するチャンスもあったのだ。逆に言えば、この機会を逃した日本政府と外務省に、戦略など組み立てる意思も能力も無いことを証明したようなものだ。むしろ、外務省のチャイナスクールや支那ODA利権勢力が、積極的にそんな機会を作らせないと水面下で動いたことが確実となった。そして、何よりも二人の東京での再会を恐れたのは、支那共産党に他ならない。

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 日本は既に想像以上に中国共産党の工作が浸透していると感じます。それは自民党内部はもとより、安倍内閣中枢にまで至っているのではと危機感を覚えます。安倍総理がサミットに出かけている間に、魏氏の入国拒否を指示できたのは誰でしょうか?安倍総理不在の間、権限を持てるのは・・・?

  

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