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産経新聞が頑張っている

 産経新聞が面白い。私はここ数年産経新聞の読者です。以前は「右翼の新聞」と敬遠していましたが(笑)、今は日本で一番中立中庸の新聞ではないかと思っています。私の好きな台湾関係の記事が、他紙に比べて多く載っていることもお気に入りの理由のひとつです。

 ネット社会を見据えて、これもまた他紙よりもいち早くWEBを充実させています。私はサンケイのWEBが一番良いと思います。サンスポ、サンケイビジネスアイ、EXPRESSは勿論、動画もあり、IZA というページがユーザー参加型のニュースサイトで新しい感じです。私はこの IZA ブログを、記者ブログを含めてよく覗きに行きます。

 記事にならなかったボツ原稿や、紙面では見られない語られない裏話があったりして、私は一人憤ったり吹いたりして、結構はまっています。まだ見たことがない方は、一度是非覗いて見て下さい。オススメです。

 先日も興味深い記事がありましたので、一部抜粋してみます。

 森元首相と田中元外相と金正男に関する雑感

(ちょっと長くなりますが、面白かったので引用しました。森喜朗元首相の大阪での講演テープ起こし原稿です。)

 《(われわれが一回生だった)その時代は日本を自由と民主主義を大事にする国にしていこう、というイデオロギーを持っていた。社会党や共産党はこの国を社会主義化して当時のソ連や中国のような国にしようとしていた。左か右か、という政治や政党の選び方だった。社会党は「中国はいい。台湾はダメだ。北朝鮮はいい」と言っていた。北朝鮮を礼賛していた。議会運営委員会の時、NHKが北朝鮮というと「人民共和国と言え」と社会党の人たちが文句を言っていた。今どうですか。あのころ北朝鮮をかばっていた人たちは。今になって拉致問題が明らかになった。日韓条約を結ぶのを命がけで反対していた。たった30年ぐらい前の話だ。

 自民党と社会党の間には、激しい乱闘騒ぎが良くあった。議会制民主主義は政党間で議論して、最後は採決をして勝った負けたを決める。ところが当時は力ずくで採決をさせないようにしようとした。だから強行採決をせざるを得なかった。これは当たり前のことだった。日米安保や日韓条約に対しては絶対反対してくる。命がけだった。そういう国会が当たり前だった。

 ところがだんだん乱闘しなくなってきた。テレビが国民に見せるようになったからだ。子供が不思議に思う。なぜケンカするのか。もう一つの戦法は牛歩戦術。粘った人ほど偉くなった。アホなことをやっているのは社会党で、共産党はスマートだった。だから共産党の方が人気が出る。社会党は総評や日教組から監視されている。それが次の選挙での票になっていた。それが当時の仕組みだった。

 ところが最近はぴたっとなくなった。テレビのおかげだ。そこで最近は女性が前に出てくる。触ればセクハラだ。あいも変わらずこういうことが続いているのは、圧力団体に頼らざるを得ないから。民主党は民社党や旧社会党の集まった政党だ。今でもまだ、しっかりとした組織を持っていない。大阪では民主党が強いようだが。手足がない。だから小沢さんは参院選に勝つためには手足が必要だ。だから連合に頼ろうとする。かつての総評や同盟は民間労組が入っていた。しかし、民間は経営者と一緒になって生産性を上げようとしている。親方日の丸の団体はつぶせばいい。その象徴が国鉄だ。国鉄労組は民営化でなくなった。強硬な連中は去った。全逓もなくなった。連合から離れた。今では自治労と日教組しかない。だから日教組や自治労が絡む政策、法律には徹底的に抗戦する。それが教育3法だ。

 戦後の60年発展したが、親子の絆がなくなった。地域社会もなくなった。昔地下鉄に乗るとき、降りる人を待って乗ったものだ。ドアが開いたら我先に入る。日教組の民主化運動、平等運動が原因だ。先生と生徒は教える側と教えられる側だ。敬意を払わなければならない。しかし、教室に行けば演壇はない。段差をしないで平等社会を作ろうとしているのは、社会主義の考え方だろうか。こんな事を言う我々は古い、と言われてしまう。そういう社会を作ろうと、共産主義者の指令を受けて、日教組は日本改造計画をかなり成功させた。いつまでもそういうことをさせてはいけない、ということで、教育基本法は実に20年かかった。中曽根内閣の時、私は文部大臣だったが、教育基本法を改正できなかった。簡単なことだ。日本の伝統や文化を継承していきましょう、公のために何が出来るのか、子供にしっかり教えましょう、ということ。そんなことをやるのに、20年もかかった。

 なぜできたか、安倍さんがひるまなかったからだ。安倍さんは戦後体制からの脱却の中でやるべきことはやろう、と。教育基本法をやったから、教育界にも頭を切り換えてもらおう、まじめな先生とそうでない先生を区別しようということで、免許更新制を入れた。後ろに下がらないのは、安倍さん若いが決意はしっかりしている。

 今回の例の年金問題、年金を扱っている社保庁の仕事が余りにもいい加減。だからこれを民間にして、それで再雇用してやりたい人は入ってもらおう。これが通ると一番困るのは社保庁にいる労組だ。これは自治労。左翼勢力の最前線の人の立場が悪くなる。だからこれを何とかしてつぶそう、と。そこで、例の5000万件の情報を出してきた。5000万人が年金をもらえない、と錯覚させた。10年前に制度を変えて名寄せをしましょう、と言ったのが当時の菅さんだ。歴代やってきたが、笛ふけど踊らず。職員はちっともやらない。協約を結んで市町村とのネットワークを結ばなかったりした。それが5000万件の原因だ。だけど、自民党にも責任はある。政党がどうこういうより、政治全体が反省しなければならない問題だ。こういう情報を国民を不安にするために出して、社保庁改革法案を闇に葬ってしまおう、ということこそ、政治がダメになる理由だ。

 小沢さんに言いたい。同期生として我々たまには酒も飲む。お互いに日本の議会制が少しでも進歩するようにと思って努力してきた。しかしそのことが分かっていても、労働組合のご機嫌を取らなければならない。そのためにはああいう無様な国会をやらせて、つまらないニュースを取ってきて国民を巻き込んで不安がらせて次の選挙に勝とうという、このやり方はよくない。かつてホリエモンから情報をもらった(ママ)という永田メール事件の永田君も、東大大蔵省だ。それがあのつまらないメール事件を起こして、結局彼は辞めざるを得なくなった。そして前原君という優秀な代表まで辞めざるを得なくなった。私は今回の年金5000万件のうんぬんというのも、若干それに似ている、という感じがするんです。そういうことを取り上げては国民を不安に陥れて、そして自民党はダメだ民主党が正しい政党なんだ、というやり方は、もう私は古い古い手法だという感じがします。》

 ふ~ん、なるほど。過去30年の国会の歴史と、日教組の悪行と、年金問題の背景が見えてきます。

 それに、やはり安倍さんも頑張っているのがわかります。森元首相の言う教育基本法はもとより、それ以外にも、防衛省を設置し、安倍晋三内閣総理大臣名で、東京大空襲を「当時の国際法に違反して行われたとは言い切れないが、国際法の根底にある基本思想の一たる人道主義に合致しないものであったと考えられる」という答弁書を閣議決定しました。更に、大東亜宣言に署名した、日本、中華民国(汪兆銘政権)、タイ、満州国、フィリピン共和国、ビルマが、米英は侵略国であるという認識をしていたと、内閣答弁書で明らかにしました。これは実は大きなことではないかと。

 けれどもこうしたことは、殆どメディアで報道されません。 IZA ブログを渡り歩いていると、結構こうした内容にあたることが多く、他の人が見つけていない宝を見出した気分になります。

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