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小野田寛郎氏夫人、靖国神社で思いを語る

Main0705_1  靖国神社にて、昨日、英霊顕彰祭と小野田寛郎氏夫人、町子さんによる講演が行われました。本来は小野田寛郎氏自身が行う予定でしたが、体調を崩され、急遽夫人により行われました。

 最初に、小野田さんより寄せられたメッセージが読まれました。「靖国神社について問われても、当たり障りのない答えをしていたが、日本の首相が、靖国問題が起こった際に、『心ならずも』ということを発言するようにいたっては、黙ってられない」と熱き思いをメッセージに込められました。「誰しも身内や親戚が靖国に祭られている人がいるでしょう。日本人なら、ただ素直に頭を下げれば良いではないか。それが日本人というものではないか」。確かに、日本はその「素直に」が出来なくなってしまっています。

 町子夫人の講演では、小野田さんが発見された経緯も紹介されました。最初は、小野田氏の母上が、「息子は絶対に死なない。私はわかる。なぜなら私の息子だから」という信念のもと、大阪駅でビラを配り、更に上京して東京駅でビラを配り、それがきっかけとなり小さな新聞記事となって、小野田氏の存在が広く知れ渡ったということです。国会を動かし、捜索隊が何回か派遣されました。父上も赴き呼びかけ、捜索を続けましたが見つかりません。とうとう、「これ以上迷惑をかけられない。捜索を打ち切って下さい!」と父上は断腸の思いで申し出ました。

 しかし、小野田さんの記事は回りまわって世界を旅していた鈴木紀夫青年の目に触れ、鈴木青年は、「よし、俺が小野田さんを見つけよう!」と、ルバング島に向かうこととなったのです。小野田氏は四日間、鈴木青年の様子を観察していたそうです。そして、最初は鈴木青年を信用せず、銃を向けたそうですが、鈴木青年と夜を徹して話をするうちに、その素直な思いに「彼を信用しよう」とジャングルから下りるきっかけとなったというのです。

 母上は人前でビラを配るなどということができるタイプの人ではなかったそうですが、息子を思うその思いは、新聞記者を動かし記事という形となり、捜索隊を派遣し、鈴木青年をフィリピンへと行かしめ、小野田氏の帰国となりました。母上は、帰国までの30年間、一日たりとも影膳を欠かさなかったそうです。「もとはといえば、この母の思い、祈りから始まったことでした」町子夫人は語ります。

 「母親、女性は本当に大きな力を持っていると思います。子供を産み育むという神様から授かった力を持っています。今の家庭崩壊は女性が力を持って改善していかなければなりません。誇りある日本を再建したい、靖国の心を伝えたいという思いで私は全国を回っています。」「靖国の心を忘れたら、日本は滅びると思います。私は日の丸を掲げ、君が代を歌う子供たちをたくさん作りたい。靖国の心を伝えたい。」「世界地図を見て、ここに日本という国があったんだってね、ということになったら祖先に申し訳が立ちません。日本が永遠と繁栄するには靖国の心を忘れてはなりません。」

 夫人は昨年に「日本女性の会」の会長に就任し、その活動のために日本全国を回っているそうです。

 そして、ブラジルで開拓経験のある夫人は続けます。「大自然の中で、神仏は見えないけれども、これが神仏だということを、祈りということを感じました。」

 本当に、今の日本は、その素直な、素朴な祈り、感謝というものを忘れつつあるように思います。

 「そして、私が学んだことは、途中で挫折をすると挫折感が残って不幸になるということです。どんな苦しみも悲しみも超えていくと、すべて喜びとなり幸せとなるということを、身をもって経験しました。必ず実現します。ずうっと忘れないことです。正しいことだったら、思い続けたら、必ず実現するのです。」

 講演は盛大な拍手で終わりました。私は、我が身の甘えと不覚を恥じ入りながら、帰途に着きました。

 小野田ご夫妻、いつまでもお元気で、これからも靖国の心、日本の心を伝えていってください。ありがとうございました。

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Comments

いい話だぁ

Posted by: わんこ | May 29, 2007 09:10 PM

コメントありがとうございます。
これからもそう言っていただけるような記事をご紹介できればと思います。
ありがとうございました。

Posted by: 管理人 | May 29, 2007 09:24 PM

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