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◇麻生大臣の発言は史実である

 歴史が歪曲されるということは、過去においていくらでも例のあることです。
 しかし、自らの「正しい」歴史を「悪」としてそれを改竄しようとする民族は極めて稀でしょう。日本人は自ら滅びの道へ進もうとするのでしょうか。
 『加害者』の立場からいくら史実を語っても、それを信用できない人は多いでしょう。当事者である台湾の人々の声は今日本にとってとても有り難く、貴いものです。
 今回もそうした人々の声を届けたいと思います。留学生なので恐らく若い世代の人でしょう。台湾の若い人達の中に、こうした見識を持っている人がいることは、感動であり、希望でもあります。

愚かな中国よ、つばより「証拠」を飛ばせ                                          台湾留学生 SK

 日本の台湾統治に関して、麻生外務大臣が、日本人が台湾人の教育に力を入れ、その結果今日の台湾の発展はあると発言したことで、中国政府は、植民地統治を美化していると口汚く罵ったが、いったい、どのような証拠に基づいて、そこまでつばを飛ばして激昂しているのか、説明できるものなら、説明してもらいたい。麻生外務大臣の発言は、ただ史実を述べたまでのものだ。それが真実であることは、台湾の老世代に証言してもらえばすむことだが、ここでは証拠として、当時の台湾教育に携わった日本人たちの生の声を紹介したい。

明治28年12月5日  教育時論  台湾行の教育家
 台湾の教育は、独り学校教育のみにて、能く其効績を挙げ得べからざるは、既に前号の社説に論じたる所なるが、先づ其教育事業の大要部を占むる者は、即学校教育なれば、吾等はここに此地の学校教育に従事する人は、如何なる資格を具べからざるかを論究し、一には之を当局者の参考に供し、一には此地に赴かんとする教育家の注意を促さんとす。(中略)
 吾等が先づ其資格の発端として数ふる者は、熱心にして不屈不撓の精神を有する人たらんこと是なり。(中略)遂に骨を其地に埋めて悔いざる者あり、(中略)第二は、多年普通教育に従事せる者たらんこと是なり。(中略)第三は身体強壮の人たらんこと是なり。彼地炎熱激しく、一日の中気候屡変化し、況して風土病などの襲ひ易き土地・
 なれば、蒲柳の質、多病の素ある人は、とても長く留ること能はざるべし、長く留ること能はずは、初めより之に従事せざるの勝れるに如かず。(中略)第四は家族と社会との係累少く、長く此地の教育に従事し得べき人たらんとを要す。
 (中略)一旦志を決して此地の教育従事すと定めなば、一家一族を移し、骨を此地に埋むる覚悟あらんことを要す。此地の教育は、決して即時に成就し得べきものにあらず、(中略)人間到る処青山あり、青山ある処、骨埋むべし。(下略)

明治38年4月25日  台湾教育会雑誌 十行論題 論題 教師の楽
 一日の仕事を卒へ後仕舞をそこそこにして、暫く訪はざりし子供の家を見舞うた、隣家の洗濯婆さんが「何●(艘の女扁)や、先生来●(口に労)」と声高に呼ぶ、子供が●(衣扁に背)紙の手を止めていそいそと礼をする、母親は濡れた手に赤子を抱きながら出てくる、渋茶一碗出すでなし、煙草一服進めないけれど、迎ふる笑顔が何より嬉しい、婆さんが拭いて呉れた古椅子に腰を掛け、子供について彼是の取沙汰、学校の主義も述べ、先方の思慮も聞き、隔なく語りて長き日を短く暮して帰る折の愉快、富も物かは、位もいかで(くれたけ)
              ○
 霞める春の日和、勇む心に任せて今日の日曜を楽しく暮さんとあてもなく川辺つたひに山の方へとそぞろ歩きの折柄、鼠の尻尾程の弁髪に赤き毛糸を付けたる学びの子等三四、何處より飛び来りけん、「先生オハヨー」「オー皆サンドコエ?」「イイエドコエモ」「デハイッショニ遊ビマショオ」と手に手を取りて、歩を進むる五歩六歩、青き芝生の其の上で、名もなき花を摘みながら、廻らぬ舌であやつる国語、彼方へ向ひては「来れや友よ…」此方へ向ひては「……蝶々は舞ふよ」、ああ之れ我等が無上の楽(ますえん)
              ○
 ………我が手を離れて他の学校に入り、或は世に出でなどしても、なほ数多の人に讚め称へらるるなど、一々に挙げなば師の楽みとど多かるべしかし(SH)

 この二つの記事を紹介したのは、当時の日本を美化するつもりも、いまの日本を媚びるつもりもない。一つだけ、はっきりさせておきたい。
 「日本統治時代」は台湾と日本の共有した50年の歴史である、関係のない中国にとやかく言われる筋合いはまったくない。
 当時、日本が台湾で実施した教育については「本国の利益の為だけ」と いう風に主張する人もいるが、それだけでは片付けられない。日本を通して、教育を受け、近代化した台湾人は賢くなり、意見も多くなり、当然ながら日本に反抗する者も大勢輩出したということを忘れてはならない。
 つまり、私が言いたいのは、利益だけの為なら、日本人はなぜ、わざわざ自ら面倒な事を引き寄せてまで、台湾人教育に情熱を注いだのだろうということだ。
 先人達がどんな想いで、どういう風に頑張って開拓したか知ろうともしない、中国史観と中国的価値観で踊らせている現代の台日両国人は実に困る。
         「台湾の声」より転載

 先日の麻生大臣の発言をめぐって、海外での日本の評判や大臣の外交手腕を心配する人も多いでしょう。
 しかし、日本人自身が自らの歴史を知る人が少ない中、まず何が正しいのかを日本人自身が認識することが先ではと思います。そうでなければ、その判断も誤りかねません。

 自ら歴史を研究し、自身の戦後を総括した、一台湾人の生がこの一冊に込められています。是非、読んで下さい。
4434056263

「帰らざる日本人」
桜の花出版 「日本人の誇り」シリーズ第二弾

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Comments

中身が濃くてあやかりたいですが、とてもとても・・でもいつも参考にさせてもらってます

Posted by: もくママ | February 22, 2006 02:15 PM

え~、とんでもない。私も台湾に人に教えていただいたことが多いのです。
私こそ、情報を参考にさせていただいてます。共感すること多いです。懐かしくて、ラミーチョコ、買ってしまいました。年甲斐もなくニキビ(この年ではそうは言わないそーな)が増えたのは、多分、ラミーチョコのおかげ・・・

Posted by: ちびたま | February 24, 2006 09:44 PM

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