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◇教科書問題をめぐるその後の反日団体の動き

v5-0321 平成17年度の中学校教科書採択は8月末をもって終了しました。
 「新しい歴史教科書をつくる会」が提唱した扶桑社発行の歴史・公民教科書は、歴史が約0.4%、公民が約0.2%と、目標の10%には及ばなかったものの、異常なまでの激しい反対運動の中、採択された意義は極めて大きいと思います。(結果などの詳細はこちら)
 勇気ある教育委員会と学校関係者の方々に対して心よりの敬意を表したいと思います。
 
 さて、採択は終わったものの根本の問題は終わったわけではないようです。
 先日、中央日報のニュースを見ていてひっくり返りました。
 「子供と教科書全国ネット21」、共産党系の団体らしいのですが、中央日報の記者インタビューにこたえた記事でした。
 以下、引用記事です。

【アジア 人】新しい歴史教科書をつくる会の教科書阻止「ネット21」俵事務局長

 最終的に、彼がまたやり遂げた。

教科書市民団体「子どもと教科書全国ネット21」(ネット21)の俵義文事務局長(64)。2001年、日帝の侵略歴史を美化・歪曲した「新しい歴史教科書をつくる会」(つくる会)の教科書採択率を0.039%に阻む決定的な役割を果たした彼が、今年も0%台の採択率を遂げた。

今年、つくる会の歴史教科書採択率は0.38%にとどまった。公民教科書は0.19%だ。4年前に比べて数字の面では大きく増加した。しかし新しい歴史をつくる会が背水の陣で政界と結託し、全面戦争をした状況を考慮すれば市民団体の「丸勝ち」だ。新しい歴史教科書をつくる会は10%の採択を目標にしていた。

4月初めの採択教科書検定申請締め切り後、5カ月ほど全国あちこちを巡回し「激戦」を行った後、しばらく休んでいる彼を2日、東京の「ネット21」事務室に訪ねた。俵局長は「結果に満足はできないが、ファインプレーしたことは間違いない」と述べた。完全な0%に阻めなかったことはくやしいが、8000万円ほどの資金を投入して物量攻勢を広げたつくる会の勢いを完全に止めたというのが自己評価だ。全国584の教科書採択地区を1つ1つ歩き回ってつくる会の活動を組織的に阻んだのが奏功したという分析だ。2001年のときより講演回数も30%ほど増やした。

「先月初めまで10%前後まで行くのではないかという不安がありました。右翼政治家たちが後押し、つくる会を宣伝する勢いがすごかったからです。しかし時間が経つほど一般市民たちの良心と底力が動きました」俵局長は韓国市民団体との円滑な協助も大きな力になったと述べた。

「2月に竹島問題が起こったときは日本国内に反発が起き、つくる会の教科書採択に傾かないか心配しました。それで教科書問題と独島問題を直接結び付けない戦略を選んだんです。実は日本社会では竹島に対してはあまり大きな関心がありません。実際『竹島の日』条例を通過させた島根県も、つくる会の教科書を採択していません」

出版社の立場では損益分岐点が採択率16%という。それなら2001年と2005年と採択率0%台にとどめたつくる会の教科書を出版した扶桑社は、つくる会の教科書から手を引かないのか。俵局長は「絶対に手は引かないだろう」と言い切った。つくる会の教科書採択運動は、つくる会だけの運動ではなく、自民党と財界が結託した「戦争ができるようにする歴史意識改造作業」の一環だからだというのが俵局長の説明だ。実際につくる会は2日、声明を発表し、4年後の2009年教科書採択に3度目の挑戦状を出す」と宣言している。俵局長は「そちら(つくる会)がまた出るというならば、少々腰は重いですが、われわれも対応しなければならないでしょう」と笑った。
東京=金玄基(キム・ヒョンギ)特派員
2005.09.06 12:02:16


 「つくる会の教科書採択運動は、『戦争ができるようにする歴史意識改造作業』の一環」なんて、韓国の日本認識、歴史認識も相当事実と違いますが、日本国内からこんな声が届けられては「やっぱり自分達は正しいのだ!」と、永遠に韓国からの抗議行動が絶えることはなくなります。

 扶桑社の教科書のどこをどう読めば「戦争ができるようにする」のか、実際に読んでみても私にはわかりません。杉並区の安本委員のように「行間から読み取った」のでしょうか。自民党と財界が後押ししているから、自分達の反対勢力が応援しているから気に入らないのでしょうか。
 財界が教育に力を入れるのは当然です。今の教育ではこれまで歴史的にも優秀だった日本の労働力を維持することは困難です。毎年企業が新卒者を受け入れるたびにそのような声は新聞でも漏れ伝わってきています。何だかんだ言っても、日本企業が成長していかなければ、日本経済の発展はありません。これは現実です。

 「戦争ができるようにする」って、今戦争を想定しているのは、軍備を拡張している近隣諸国の方ですよ。中国なんかは実際の国防費は発表の2倍、3倍ともアメリカでは言われているんです。それも物価換算なしでです。
 日本なんかは恥ずかしいですが、片山さつきなる元財務官僚の手によって、何千億円も防衛予算が削られて、戦闘機もF4というアメリカではとうに引退したものが現役で、代替わりしたくともその予算がどんどん削られているという実情です。

 こういう人達はこうした情勢の中で、敢えて日本に不利益なことを言ったりしたりするというのはどういう気持ちなのでしょう?不思議でなりません。日本という国が憎いのでしょうか。憎いのに日本にいるのでしょうか。
 勿論、どこかの国のように、日本のために「嘘」を通すということを言っているのではありません。客観的に良いものは良い、悪い物は悪いとすれば良いということです。

中核派が杉並区での扶桑社教科書採択への抗議行動を表明

 また、上記ブログでも語られ、リンクもされ中核派の抗議活動が紹介されていますが、反対派は採択した地域への執拗な抗議行動を続けようとしています。

 中核派の機関紙『前進』を読んでも、イデオロギーの先走りで具体的な扶桑社の教科書の批判らしい批判は見つけられません。文中、やたらと「日帝」、「日帝」と出てくるのですが、もはや事実上の帝国主義は中国だと思うのですが。

 この中核派との関係を言われている親の会も、連日の街宣活動、集会などを続けています。

 今後も採択された地域に向けて引き続き激励のメールなどを出し続け、励ましていくことは大切なことだと思います。
 「ネット21」も上記記事にあるように「全国584の教科書採択地区を1つ1つ歩き回ってつくる会の活動を組織的に阻んだ」と実に「熱心」でした。左翼の人達は実にこういう運動は慣れているというか長けています。そんなことに負けてはいられません。何しろこちらは「愛国心」が武器です。

 以下、各地域に向け引き続きの応援をお願い致します。特に杉並区は今後も教育長への圧力などが予想され、心配です。

○栃木県大田原市(歴史・公民)
 大田原市長 千保一夫殿  大田原市教育委員長殿  教育委員各位
  (住所) 〒324-8641 栃木県大田原市本町1-4-1 
  mail: hisyo@city.ohtawara.tochigi.jp
 大田原市役所:
  メールはこのサイトから http://www.city.ohtawara.tochigi.jp/
 大田原市教育委員会
  〒324-8641 栃木県大田原市本町1-4-1
  学務課 gakumu@city.ohtawara.tochigi.jp

○東京都杉並区(歴史)
 〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1-15-1
 山田宏 区長宛
 区長へのメッセージフォーム https://www2.city.suginami.tokyo.jp/letter/letter_box.asp
 納富善朗 教育長宛
 区政への要望フォーム https://www2.city.suginami.tokyo.jp/opinion/opinion.html

○東京都教育委員会(歴史・公民、継続)
 メールはこのサイトから https://aps.metro.tokyo.jp/kyoiku/aps/iken/iken.html

○愛媛県教育委員会(歴史、継続)
 〒790-8570 愛媛県松山市1番町4丁目4-2
 井関 和彦 委員長宛
 mail: kyouikusoumu@pref.ehime.jp

○滋賀県教育委員会(歴史、新規)
 〒520-8577 滋賀県大津市京町4丁目1-1
 高橋 啓子 委員長宛
 mail: ma05@pref.shiga.jp

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